narumi-food#2
木曜日担当の鳴海です。
今回の「food」もお菓子です。
ふわふわのシフォンケーキを焼きましょう。
基本的な材料はたったこれだけです。小麦粉とたまごと砂糖。
アレルギーが無ければ、子供にも安心な素朴なお菓子です。
小麦粉は製菓に適していて、比較的手に入りやすい日清のバイオレットを。
たまごもできれば質の良いものを使います。
砂糖は今回はてんさい糖。グラニュー糖より優しい甘さで、風味良く仕上がります。きび砂糖も風味良く仕上がりますが、てんさい糖の方が癖がなく、素材が生きる気がします。
たいていのスーパーでも手に入ります。
奥にビール瓶が写っていますが、実はこれも活躍します。
材料(20cmの型)
・小麦粉・・・100g
・たまご・・・5個
・砂糖・・・100gを半量ずつ2つに分けておく
・豆乳か牛乳・・・85cc(豆乳の方がもちもちとした食感が出ます)
・サラダ油・・・40cc
準備
・たまごを卵黄と卵白に分け、卵白を冷凍庫で冷やす。
・小麦粉はふるう。
・豆乳または牛乳を湯煎などで温める。
・オーブンを180度に温める。
準備ができれば後は簡単です。
では作っていきましょう。
卵白を冷やしている間に、卵黄生地を作っていきます。
卵黄に砂糖50gを加えて少し混ぜます。
そこに温めておいた豆乳か牛乳を加えてまた混ぜます。温めておくと砂糖がよく溶けます。
次にサラダ油を加えてまた混ぜます。全体がなじむ程度に混ぜればOKです。
こんな感じになったらふるった小麦粉を加えて混ぜます。
このようにとろとろと垂れるような生地になると思います。
これで卵黄生地は出来上がりです。
今回、この時点で美味しそうなはちみつを発見したので少し加えました。これでいい香りが立つはずです。家庭のお菓子ですので、細かいことは気にせず作りましょう。
ではメレンゲを作っていきたいと思います。
冷凍庫から卵白を取り出します。
卵白はまわりが少し凍っている程度が理想的な冷え具合です。
ここからはスピードも重要なので写真はしばらく撮れません。
大きいボウルに卵白を移し、あればレモン汁を小さじ1/2程度加えます。タンパク質と水分が分離するのを抑える効果があります。
次に砂糖50gの約半量を加え、ハンドミキサーで泡立てます。最初はハンドミキサーの低速~中速にし、手を動かさずにある程度泡立てます。
ふんわりと泡立ってきたら、ハンドミキサーを高速にし、ボウルのふちに沿うように回しながら混ぜます。もこもことしてきたら残りの砂糖の半量を加えてさらに混ぜます。さらにもこもこと泡立ち、ハンドミキサーを回す手に抵抗を感じるくらいになったら残りの砂糖をすべて加え1分程度混ぜます。
少し硬めの、きめの細かいしっかりとしたメレンゲを作ってください。
こんな感じです。
このメレンゲを泡立て器に持ちかえて少し混ぜると、大きな気泡や塊がなくなり、少しゆるくなります。
この泡立て器にはちょうどいい具合にメレンゲが付着するので、それをそのまま使って卵黄生地とよく混ぜます。卵黄生地がさらに滑らかになるはずです。
その卵黄生地をメレンゲの入ったボウルにすべて移し、泡立て器で手早く混ぜます。大抵の本を見るとゴムベラで混ぜていますが、最初は泡立て器である程度混ぜるといいと思います。
きれいに混ざったら、ゴムベラに持ちかえ、底からひっくり返すように混ぜます。底に混ざっていない部分が残っていることが多いからです。
良く混ざったら、型に流し込みます。
全て型に移したら、型をゆすって生地を均します。
ゴムベラやボウルについている生地を、型の内側に塗ります。生地が滑らず、膨らみやすくなります。
さて、あとは焼くだけです。
180度のオーブンで35分程度焼きます。
途中経過
見にくいですが、かなり膨らんでいます。
はっきり言って、予想以上に膨らんでいます。
どうしたことでしょう!?
私の期待も膨らみます。
しかし、オーブンの上部は熱いので、焦げがちょっと心配です。
焼き上がり。
やっぱりちょっと焦げ気味。
でも触ってみると、あまり硬くはなっていなかったので大丈夫。
焼きすぎにはくれぐれもご注意を。
表面が硬くなり、食感が悪くなってしまいます。
冷めたら型からはずします。
ちょっと失敗・・・。奥の方がちょっと崩れちゃいました。型はずしは慎重に。
断面はなかなか。ふんわりしっとりに見えます。
コーヒーを淹れ、ティータイム。
気取らないお菓子なので、手づかみで頂きましょう。
ほっとする味です。
ちょっと手間かもしれませんが、慣れると簡単です。
自分で作ると、素材の善し悪しがわかるようになって面白いです。
このようなシンプルなお菓子だと、特に卵が重要です。良い卵を使うと、とてもよい香りがたちます。
ぜひちょっと奮発して良い卵を使ってください。
また、余分な添加物が素材の味をどれだけ損なわせているかも少しずつ分かるようになります。
今回の記事とは直接関係ありませんが、是非、無添加の生クリームを使ってみてください。たまにスーパーでも見かけます。できれば添加物の入った生クリームと比べてみてほしいです。本当に全然違うのです。添加物は渋み、苦味等を感じさせます。
美味しい生クリームをホイップして、今回のシフォンケーキに添えると絶品です。