2010/5/6 木曜日

narumi-music#6

カテゴリー: Narumiの記事, メンバーブログ — narumi @ 1:06:08

木曜日担当の鳴海です。
先日、私がパーソナリティをつとめる、FMアップルウェーブで毎週木曜夜9時より絶賛放送中の音楽番組「もじゃもじゃラヂヲ♪」の13日放送分の収録を行いました。
もう一人のパーソナリティであるブロッコリィ泉谷氏がニューヨーク出張中ということで、私一人での収録をとなったため、いつもとはがらりと変えてお送りしようと、以前から興味のあった現代音楽を選曲。その中でも電子音楽、前衛音楽を中心に。
ロック、テクノ、エレクトロニカなどを経由して得たわずかな知識しかなかったので、今回はめちゃめちゃ調べました。知恵熱出ましたよ・・・。
今回選んだのは、エドガー・ヴァレーズ、ジョン・ケージ、オリヴィエ・メシアン、ヤニス・クセナキス。
まず面白いと思ったのが、この4人中、エドガー・ヴァレーズを除く3人が音楽以外の分野において優れた知識・技術等を持っているのです。ジョン・ケージはキノコ研究家として博士号を持ち、エリック・サティの音楽をキノコに例えたり、音楽論とキノコの関係を語ったり・・・。ヤニス・クセナキスは数学者であり、さらに建築家としてブリュッセル万国博覧会でフィリップス館を手掛けるほどで、作曲に確率論を導入。オリヴィエ・メシアンは神学者としても稀にみる博学さを持ち合わせ、そして鳥類学者として世界中の鳥の鳴き声を採譜し、それをモチーフに作曲。皆、音楽外のことを音楽へと応用させています。
この私ですら料理と作曲に共通点を見出してるくらいなので、まぁこのような発想自体は当然のことなのでしょうが、やはりこの巨匠たちはやることがこれまた当然のことながらレベルが違います。だから巨匠になったんですものね。
ちょっと話が変わりますが、このような革新的な音楽家とともに、楽器、録音技術の発達があることを忘れてはなりません。それがなければこの巨匠たちの音楽も生まれていないか、幾分違うものになっていたはずです。
すばらしい音色ながら、世界に300台程度しかないためかそれほど知名度も高くないであろう楽器があります。
その名は「オンド・マルトノ」。
今回のラジオで選曲した、オリヴィエ・メシアンの「Oraison」でも使われています。
聴くと弦楽器のようでもあり、電子楽器のようでもあり・・・。
でも結局そんなことはどうでもよくなってしまうほど深みのある音色に魅了されます。

聴く価値ありです。

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