narumi-music#8
木曜日担当の鳴海です。
前の記事で、代表金山が弘前のSPACE DENEGAでのイベントを取り上げていましたが、奇しくも私もDENEGAでのイベントを紹介いたします。
9月19日(日)
宝示戸亮二×リューダス・モツクーナス
【CD発売記念JPANツアー】
ピアノ×サックス ジャズライブ
場所:SPACE DENEGA
時間:17:30~
チケット前売り3,000円 当日3,500円
問合せ:フルムーン・エンパイア 090-9957-7975(高杉)
PROFILE
宝示戸 亮二(ほうじと りょうじ piano, composition)
1959年栃木県西那須野町生まれ。都会とはかけ離れた大自然の中で多感な少年期を過ごす。1974年より札幌在住。北海道大学理学部数学科卒。主に即興音楽のソロ・ピアノやセッションを行う他、ワークショップを通してアマチュアへの指導も行う。また近年作曲にも力を入れており、多方面での活躍が期待されている。
1990年、大友良英との共演を機に通常の奏法だけでは限界があることに気づいた彼は、翌91年、デビット・モスとの出会いで大きく変貌する。彼はピアノの内部や周辺に置いた小物を使った独特の奏法から多彩な響きを生み出し、ピアノの既成概念やジャンルというカテゴリーをも解体してしまったのである。以降、使う楽器、使用法などの変化(進歩)はあるものの、基本的スタイルは変わっていない。しかしそれはあくまで外面上のことであって、実は彼自身は刻々と変化しているのである。
「いかに自由に自分を自分らしく表現できるか」。この大命題を瞬時に解決するために、発泡スチロール、ビー玉、木片、等々ピアノ以外の小物に彼は手を伸ばす。もちろん、他の多くのピアニスト同様彼もピアノ本来の美しい響きをこよなく大切にしている。が、それとは正反対のどす黒く歪んだ音も、またその中間のとらえどころのない音も彼にはどうしても必要なのだ。これら混然とした音の塊が「即興」で次々と聴衆に放たれる。言葉を持たぬその音のパワー(影響力)は計り知れない。あるものは森をイメージし、またあるものは心の葛藤を増幅させ、時に踊り出す者や、あるいは涙する者もいる。このように彼の作り出す音楽は様々な形で聴き手の中に浸透していき、また共演者に対しても強烈なインパクトを与えている。
国内での活動の場は主に札幌、東京、神戸など。初の海外演奏はロシア、モスクワとノボシビルスク市(1993年、CDの案内)。これ以降ロシアとのかかわりは深く、彼の音楽的背景にも結びついている。 国内に限らず海外における彼の音楽に対する評価は高い。また彼自身もできるだけ多くの人々と「音」を通じて接したいと考え、ほぼ毎年のように海外公演を続けている。
[主な共演者]
大友良英(tt,g,electronics)
デビット・モス(perc,vo,computer)
ニコラス・コリンズ(electronics)
巻上公一(vo,computer)、梅津和時(reads)
トム・コラ(cello,samples)
サム・ベネット(el-perc,sampler,etc)
姜泰煥(reads)
ジョン・ローズ(vl,computer)
内橋和久(g,computer,etc)
ジョエル・レアンドル(contrabass,vo)
ハインツ・ゲデック(trombone,electronics)
ドミトリー・プリゴフ(poet,painter)
ヴェチャスラフ・ガイヴォロンスキー(tp)
[出演した主なフェスティバル、プログラム]
1986~1997 ■Now Music Festival Sapporo (NMA主催) 第6回~6回 (札幌市)
1993 ■The Internatinal Jazz Week Novosibilsk 100(ロシア ノボシビルスク市)
1994,1995,1996 ■国際フォトフェスタ 「写真の星座」(即興BGM担当)(北海道 東川町)
1994 ■The Jazz Days-94 in Arkhangelsk(ロシア アルハンゲルスク市)
1996 ■Festival Beyond Innocence ‘96(神戸市)
1997 ■Munchen Klabier Sommer ‘97, Night Concert(ドイツ ミュンヘン市)
1998 ■サナトリウム(リーセント美術館主催)(札幌市 井上病院)
■Sapporo Duets ジョエル・レアンドル デュオ(札幌市 琴似パトス)
■Tampere Jazz Happening ‘98(フィンランド タンペレ市)
■KIASMA THEATRE (ヘルシンキ国立現代美術館内ホール)(フィンランド ヘルシンキ市)
1999 ■道立釧路芸術館 ピアノの現代(北海道 釧路市)
■Vilnius Jazz Fesival ‘99(リトアニア ヴィリニュス市)
2000 ■ロシアの声・日本の音(北海道 稚内市)
■危険な声帯(ロシア モスクワ市 DOM)
■Vilnius City Hall(リトアニア ヴィリニュス市)
2001 ■北の舞台芸術祭(札幌市)
■Open Jazz Festival “Piano Piano”(ドイツ ハンブルグ市)
2002 ■Oriental Culture Festival(ロシア モスクワ市 DOM)
■Bryansk Jazz Festival(ロシア ブリヤンスク市)
2003 ■Duets Vostoka(ロシア モスクワ市 DOM)
■CAI即興音楽レクチャー(札幌市 ギャラリー門馬)
2004 ■シリーズ日本の奇才(大阪現代芸術祭プログラム) (大阪市)
■ソロ(札幌市 くう)
■ピラミッド・サーカス(アサヒアートフェスティバル2004参加企画)(札幌市 モエレ沼公園・ガラスのピラミッド)
■内橋和久 デュオ (札幌市 くう)
■Vilnius Jazz Festival (リトアニア ビリニュス市)
■CAI即興音楽レクチャー (札幌市 ギャラリー門馬)
2005 ■Lithanian Institute’s awards ceremony (for the best presentation of Lithanian culture abroad in 2004)(リトアニア ビリニュス市 Applied Art Musium)